山中木地師が作り上げた
    加飾挽き技法の数々




山中漆器「轆轤挽き物(ろくろびきもの)」加飾挽きの技法  

 山中漆器の轆轤挽き物技術が他産地の追随を許さない理由の一つには、豊富な「加飾挽き」の技術があげられます。加飾挽きとは、鉋やそれに類する刃物を使用して、挽き物木地の表面を加飾する伝統的技法です。その数は40種とも50種ともいわれていますが、基本的には筋と称する平行みぞによるものと、渦巻き・らせん模様のものがあります。
  各々の木地師が持つ技術や、微妙な呼吸(秘伝)により、樹種や形状に添った数々の意匠が展開されてきました。それらはまた、 器物に対し多様な美観を与えるとともに、実用上、手で持つときの滑りを防ぐ効果を持っています。



1.千筋(鉋筋)
2.千筋(小刀筋)
3.平筋
4.盛筋



5.平子筋
6.盛子筋
7.かつら筋
8.檀筋


9.広糸目筋
10.子持筋
11.籠目筋
12.刷毛目筋

13.荒筋
14.渦筋
15.星筋
16.鱗筋

17.稲穂筋

18.松毬目筋

19.模様筋